【インタビュー】Uni-Share(ユニシェア)【ファッションでセカイを広げる】

LINEで送る
Pocket

「ファッションで深める、繋げる、広げるセカイ」をコンセプトに都内を中心に発信活動を続けるUni-Share

   

年に三回発行されるフリーペーパーには常に新しい問いかけと「つくること」そして「届けること」への想いが凝縮されています。    

 

そんなUni-Shareをとりまとめる代表の干場清裕さん、そして広報部で活躍する塩原綾菜さんからUni-Shareに込められた思いのたけをお伺いしました。

 


 

どのような想いを持った学生が集まり、活動しているのか教えてください。

干場:団体理念は、発足時(2010年)からずっと「ファッションで”セカイ”を広げること」です。しかしその中で特にいまの僕たちが強く意識していることは誰かの心を揺さぶり、誰かの「人生」をも動かす、そんな雑誌をつくりたいという想いです。 もちろんメンバーはファッション好きな人が多いのですが、いわゆる「ファッション団体」という格好の良い見た目はあまりしていません。どちらかというとつくることにベクトルが向いていて、つくることが好きで楽しんでいる人が集まって活動しています。実際集まっているのは暇な人が多いですよ(笑) それに学生の力で作っているというよりは、協力してくれる外部の方たちと一緒に作っている感覚が強くあります。いつも「僕たちだけではつくれない」という気持ちがあるからこそ僕たちに力を貸して協力してくれる方々にはいつも感謝の気持ちでいっぱいです。つくづくUni-Shareは運がいいなと思っています。

フリーペーパーのテーマは毎回どのように考え、決められているのか教えてください。

干場:毎号「なにを伝えたいか」を言語化して考えることからはじめています。皆で1か月くらいは悩みますね。前回の「有限」も有限のモノの可能性を伝えてみたい!と思って試行錯誤しました。 ビジュアルや企画以前にまず、発信するメッセージにこだわっているのでメンバー同士でぶつかることもあります。でもそれくらい悩んで考えて、世に送っているものなんです。

「ファッション」がセカイに与える可能性についてお聞かせください。

干場:僕たちは確かに“ファッション誌”という括りの雑誌をつくっていますけど、やはり大切にしているのはメッセージなので、正直ファッションは発信する入口といったほうが近いかもしれません。服は人にとってなによりも身近なものだから伝わりやすいし、だからこそ人のなかで広がりも生まれる。そういう「広がり」を媒介にしてメッセージを伝えられるし、繋がることが出来る。繋がるという点で可能性はかなり大きいものだと感じています。

ファッションまたは発信活動が好きになったきっかけを教えてください。

干場:僕は大学生になるときに「なにかつくる」ことを学びたいと思って東京に出てきました。情報系の大学に入学して「つくること」への期待を膨らませていたら、物理のテストとかばかりで「やっちまった」と思って(笑)でも大学2年生の時にたまたまカレーを食べに行ったら友達の友達がUni-Share代表だったという偶然をきっかけにUni-Shareを知りました。一般人の僕でも知っているデザイナーとかすごいひとがバンバン載っているUni-Shareを学生がつくっていることに衝撃を受けて、そのままいまもここで発信活動をしています。発信活動のはじまりもいまもすべてUni-Shareです。

塩原:わたしは富山県に住んでいたので、昔から洋服への憧れが強くありました。もともと洋服、とくに古着が好きだったのですがUni-Shareに入っていろんな「すき」を抱えた人たちにに出会って、本当に刺激を受けました。いまは洋服も発信することももっとすきになりましたね。

普段の活動または役割でお二人が大切にしていることはなんですか。

干場:関わっている人に見合う活動をすること。これは常に意識しています。でも自分にもUni-Shareにも「まだまだだな」という想いが強くあります。クリエイターの熱量って全然違うんですよ。熱量の化け物!ってくらいに(笑)そんな人たちと触れ合うほどに、自分も適当なことはできないなと思います。

正直、フリーペーパーがなくても生きていけるけど、あったらもっといいなって思ってほしくて。だから最近はコアな記事とか攻めた企画だけじゃなくていろんな人が「読みたい」と思う軸をもった企画も必要だなと改めて感じています。エゴサーチとか結構するんですけど、雑誌とならべてUni-Shareが置かれていたのをSNSでみたりするとすごく嬉しいですし、なおさら「読みたい」ものを作りたいと感じます。

けれど、本当に「もっともっと」という想いばかりです。まだまだ関わってくれる人の熱量には及ばないことを痛感しています。実際に出来上がったものを見てがっかりすることもありますし、悔しい想いをするたび力不足を感じます。でも、あるクリエイターの方に「生み出した物を愛しなさい」と言われたのがとても印象的で。母親でも子供を産んだその瞬間とてつもなく愛を感じるのと同じように、思い描いていたものと生まれたものが違ったとしても「愛」をもつことが大切かもしれないと思います。

塩原:私は広報部として、もっと「Uni-Share」を広めたいという想いは大切にしています。関わってくれた人たちに恩返しするという気持ちも込めて、もっと見てほしいし伝えたい。少しでも関係してくれた人の想いが届くといいなと考えています。

 

Uni-Shareの活動で好きなところ、つらいところがあれば教えてください。

干場:普段生活していたら会えない人と接点が出来たり一緒に仕事ができるところです。でも入稿がおわらねぇ!と嘆いてるときも少なくはありません(笑)

塩原: 団体でパーティーや展示会に呼んで頂けるのが嬉しいです。だからミーティング自体は週に一度ですがかなりの頻度でメンバーと会ってるので、わざわざ遊んだりせずにメンバーと会えるのはいい点・・・という感じですかね?(笑)

WEB以上に発信に手間のかかる「紙媒体」での発信にどのような想いを持っていますか。

干場:僕は実体験としてWEBのほうが手を抜いてしまうと感じることがありました。でも紙媒体は書き換えができないから妥協が出来ない。そんな部分が厄介だけど好きだなぁと思います。紙媒体は再読性が強いし、かたちがあるからこそ心に残るのではないかと思います。だから人の人生を変え得るものが出来るのかなと。もちろんWEBもやっていきますど、紙媒体が好きなので、そこにはこれからもこだわってやっていきたいです。

これからの展望や挑戦してみたいことについてお聞かせください。

干場:もっと「あっと」言わせたいです!自分たちで“展開”をつくることは簡単ではないと思います。でも雑誌を作ることで終わり、ではつまらないので周りの人を巻き込んでもっとそのあとに続く何か「展開」をつくっていきたいと思います。それはこれから用意しているものもあるので、楽しみにしていてください!

最後ににお二人にとって「刺激」とはなにか教えてください。

干場:「ぼくたちと一緒につくってくれるひと」に刺激を受けています。

塩原:「ファッションについて考えること」です。Uni-Shareにとっても自分にとっても、刺激だと思っています。その刺激を還元できたらといつも考えています。

 

――干場さん、塩原さんありがとうございました。

 

Uni-Shareの皆さんが持つ伝えることへの「熱量」と、悩みぬきながらもUni-Shareらしいスタイルを貫く「強さ」が垣間見えたインタビューとなりました。きっとこれからも私たちをドキドキさせてくれるんだろうという予感がとまりません。今後もUni-Shareさんからの発信、そして展開から目が離せません!

 

Uni-Share(ユニシェア)

logoクラウド-01

▼公式サイト http://uni-share.net

▼公式Twitter @uni_share

▼おしらせ
学生団体Uni-ShareによるクラウドファンディングがSTART!
https://camp-fire.jp/projects/view/7963

インターネットの発展によりメディアは紙媒体からWEBへ変遷を遂げている最中。そのような状況の中、学生のみで作り上げるフリーマガジンというものは厳しい局面に遭遇しています。
このクラウドファンディングへの挑戦は、学生にしか発信できない情熱をより強く、多くの人々に届けることのできる一歩です!!!ぜひ、力をお貸しください!

支援はこちらから→ https://camp-fire.jp/projects/view/7963

 

▼13号詳細

=リリース=
10月上旬

=参加クリエイター、出演者=
相川龍之(スタイリスト)、井端珠里(女優)、岩野一真(droptokyoディレクター)、上村銀次郎(スナップカメラマン)、潮みか(女優)、うちだゆうほ(モデル)、小野寺亮(写真家)、川原林尚子(イセタンガールSM)、川林真人(STUDIOUS USED)、木竜麻生(女優)、小見山峻(写真家)、島崎賢史郎(N magazine編集長)、嶌村吉祥丸(写真家)、玉田翔太(TTT_MSW)、豊田陽介(ヘアメイク)、二宮ちえ(スタイリスト)、福士リナ(モデル)、松田稜平(スタイリスト)、向千鶴(WWDjapan編集長)、森優作(俳優)、柳澤宜典(モデル)、山崎良太(アンチ)、吉田圭佑(KEISUKEYOSHIDA)、RIKU IKEYA(come je suis)